ワークショップ第四回

水戸での美味しい一夜を明け6日。
本番です。
栗コーダーのコンサートの一部で
ワークショップに参加した親子40人と共演した。


本番前に舞台袖でスタンバっている子供に「緊張してる?」
と訪ねてみると「緊張している方がむしろいい演奏が出来る。」
と、プロでも言わないようなコメントが返ってきて驚いた。
お客さんが620人、満員御礼で、子供達だけではなく
栗コーダーにとっても晴れ舞台って感じだった。
(ちなみにこの水戸芸術館のコンサートホール、
お客さんが入ってもさほど音が吸われることもなく、
とてもいい響きで、クラシック系の音楽をやるには
最高のホールだ。またなにかやりたいなー。)


ラ、シを使った「はじめてのたこあげ」
ソ、ラ、シを使った「ぼくらのソラシ」
パネルを使った即興演奏「肩車のグラウンド」
3曲を共演。
自分自身「コブラ」がよく分からないので、
3曲目の演奏で演じ手聞き手に何が起こったのか、
よく分からなかったけど、
1,2曲目については、もうハロプロタレントのMCのごとく
完璧すぎるくらいの演奏だったと思う。


印象的だったのは、最後に関島さんが参加者全員を紹介する時、
子供も大人も全員、敬称を「さん」付けで呼んだこと。
たくさんの拍手の中、名前を呼ばれてお辞儀をする時が
全員一番緊張した面持ちだったように見えた。
子供にとっては、ぼく(わたし)はじめて仕事しちゃったのかなあ、
というような感覚だったのかもしれない。


そんな「はじめのリコーダー」全4回だった。


ギター教室でも感じることだけど、
教えている側が教わることもものすごく多いわけで、
このワークショップも44人のワークショップだったことは言うまでもない。